デザイン、システム、マーケティングなど
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投稿日時: 2013年5月31日 カテゴリー: デザイン

デザインの役割について

「デザイン」とは、本来「設計」「構造」「計画」「企画」という意味があります。もちろん、世間一般でよく使われる「意匠」などの意味もあります。
2010年のグットデザイン賞では、AKB48が「プロジェクトデザイン」として、プロダクト製品意外でベスト15入りしているように、近年では物事の「構造・構成をつくる」と意味の「○○デザイン」としての使われ方が多くなってきている気がします。 「Webデザイン」もサイトの視覚的なことを意味するものではなく、マーケティング・コンテンツ・システム・視覚表現などのいろいろな要素を構造化することにあると思います。

今回は、広義の「Webデザイン」ではなく、Webサイトの「視覚デザイン」について書きたいと思います。 個人的には「視覚デザイン」には4つの役割があると考えています。(あくまでも私見です)

1. メッセージ
企業・サービス・製品などのアイディンティティを視覚化すること。トーン&マナーやブランディング・ポジショニングといったものかな?
2. 演出
商品を良く見せること。食品を鮮やかに見せたり、しずる感や温かさを出して美味しそうに見せたりする。 造形的な美しさ(スタイリング)もこれになるのかな?
3. 情報の簡易表現
文字だけでは難解なものを、図・表・絵などにして簡単に理解してもらえるようにすること。インフォグラフィックとかピクトグラム。
4. 操作性
道具を使いやすいようにすること。ボタンだと理解できるようにしたり、ロールオーバーさせたりして、ユーザーがストレスなく操作できるようにすること。

紙メディアでは「メッセージ・演出・簡易表現」が役割でしたが、Webサイトでは「操作性」の役割も含まれます。 なぜなら、Webサイトは文字の入力やクリックなど、ユーザーがコンピュータを操作して情報を得ていくからです。 最近では、スマートフォンやタブレットコンピュータなどのタッチパネルで操作することもあります。 コンピュータメディアの普及によって「視覚デザイン」は、直感的で分かりやすい操作ができるものを求められているのではないのでしょうか。